子どものこころと発達・引きこもり外来

お子様から大人まで、
「少し気になる」
その段階からご相談いただけます
こころの不調や生きづらさは、世代や年齢を問わず、誰もが直面する可能性があります。急激な環境の変化や人間関係の摩擦、将来への不安などにより、強いストレスを抱え込んでしまうことは決して珍しくありません。「学校や社会に馴染めない」「部屋から出られない」といったお悩みは、大切なSOSでもあります。一人やご家庭だけで抱え込む前に、まずはそのつらさの背景にある想いに、丁寧に目を向けていきませんか。
児童思春期専門外来

お子様の「こころのSOS」に寄り添います
小学生から高校生、大学生にかけての思春期は、身体だけでなく心も大きく成長する大切な時期です。一方で、学校生活や友人関係、進路への悩みなどから、ここの不調が現れやすい時期でもあります。
当院では、お子様だけでなくご家族のお話も丁寧に伺い、一人ひとりの個性や成長に合わせた支援を行っています。必要に応じて心理検査や各外来をご案内し、お子様が安心して成長できる環境づくりを一緒に考えていきます。
このようなお悩みはありませんか?
- 学校に行きたがらない
- 食事や睡眠のリズムが乱れている
- 落ち着きがなく集中できない
- イライラや不安が強い
- 友達との関わりがうまくいかない
- 自分を傷つけてしまう
- 気分の落ち込みが続く
神経発達症(発達障害)

一人ひとりの「得意」と「苦手」を見つけ、
その子らしい成長を支えます
神経発達症(ADHD・ASD・SLDなど)は、生まれつきの脳の特性によって、学習や生活、人との関わり方に困りごとが生じることがあります。
「落ち着きがない」「忘れ物が多い」「友達との関わりが苦手」といった行動だけを見るのではなく、その背景にある特性を理解することが大切です。
当院では、公認心理師による心理検査と医師の診察を通して、お子様一人ひとりの特性を丁寧に評価します。
診断だけで終わらず、ご家庭・学校・地域と連携しながら、その子らしく安心して生活できる環境づくりを一緒に考えて行きます。

発達障害とは
発達障害(神経発達症)とは、生まれつきの脳機能の働き方の違いにより、コミュニケーションや行動、学習面などで得意・不得意の差が大きく現れる状態です。本人の努力不足や親の育て方が原因ではありません。周りの環境や接し方によって「生きづらさ」を感じやすくなる一方、特性に合わせた適切な理解と環境調整があれば、持ち前の力を発揮できるようになります。
よくある行動
集団生活や対人関係のお悩み
- 友達とのトラブルが多い
- 場の空気を読むのが苦手
- 予定の変更でパニックになる
行動や学習・日常生活のお悩み
- 授業中にじっと座っていられない
- 忘れ物や失くし物が極端に多い
- 人の指示を最後まで聞けない
発達障害の種類
- 自閉スペクトラム症(ASD)
- 自閉スペクトラム症(ASD)は、主に対人関係の構築やコミュニケーションに独自のスタイルを持つ特性です。相手の表情や言葉のニュアンスから意図を察することが苦手だったり、特定の物事や手順に対して非常に強いこだわりを持っていたりします。感覚が過敏(または鈍麻)であることも多く、音や光、肌触りなどに強い苦痛を感じるケースもあります。本人の個性を尊重しながら、予測しやすい環境作りを行うことが大切です。
- 注意欠如・多動症(ADHD)
- 注意欠如・多動症(ADHD)は、「不注意(集中力が続かない、忘れ物が多い)」「多動性(じっとしていられない、落ち着きがない)」「衝動性(思い立ったらすぐ行動する、順番が待てない)」といった特徴を持つ特性です。学校生活で先生から叱られる機会が増えやすく、自己肯定感が低下してしまう二次的な問題が懸念されます。本人の得意な部分を活かし、失敗を減らすための具体的な工夫を一緒に練習していきます。
- 限局性学習症(SLD)
- 限局性学習症(SLD)は、全体的な知的発達に遅れはないものの、「読む」「書く」「計算する」といった特定の学習能力の習得に著しい困難を示す特性です。本人がどれだけ努力しても成果に結びつきにくいため、「勉強が嫌い」「怠けている」と誤解されやすく、強い精神的ストレスを抱えがちです。当院では心理検査を通じてつまずきの原因を特定し、タブレット端末の活用など、その子に応じた学び方を提案します。
当院での対応
心理検査による丁寧な評価
発達検査や知能検査を行い、お子様の「得意・苦手」のバランスを把握します。生きづらさの原因を可視化し、一人ひとりに合った適切なサポート方針を立てる土台とします。
学校との連携と合理的配慮の提案
検査結果をもとに、学校生活での合理的配慮や環境調整の工夫をご提案します。学校側と情報共有を行い、集団生活でのお子様の負担を軽減できるよう見守ります。
ご家族への支援
(ペアレントサポート)
接し方に悩むご家族へ、特性理解を深めるアドバイスや相談を行います。ご家庭だけで抱え込まず、お子様もご家族も安心できる生活環境を一緒に整えていきます。
必要に応じた薬物療法
不注意や衝動性により日常や学習に強い支障がある場合、お薬の服用を検討します。副作用にも十分配慮し、ご家族としっかり相談しながら慎重に進めます。
不登校外来

不登校とは
不登校は「学校へ行けない状態」を表す言菜です。
その背景には、神経発達症、不安症、ストレス反応、うつ病、家庭や学校での環境など、さまざまな要因があります。
当院では「なぜ学校へ行けなくなったのか」を丁寧に整理し、その子に合った支援を一緒に考えます。
お子様の気になる行動はありませんか?
- 朝になると腹痛や頭痛を訴える
- 家でゲームや動画を見る時間が増えた
- 学校へ行こうとすると涙が出る
- 外出する機会が減っている
- 学校の話題を避けるようになった
- 将来への不安を口にする
- 昼夜が逆転している
- ご家族だけで悩みを抱えている
当院での対応
当院では、「学校へ行けない」という結栗だけを見るのではなく、なぜ学校へ行けなくなったのか、その背景を丁寧に理解することを大切にしています。
丁寧な評価で、背景を多角的に理解します。
神経発達症による生きづらさ

不安や抑うつなどの
こころの不調

学校生活での学習面や
友人関係の問題

家庭や周りの環境
の影響

神経発達症への支援

特性に合わせた関わり方や環境の工夫を一緒に考えます
不安やうつの治療

カウンセリングや薬物治療など、必要な治療を行います。
ご家族へのサポート

保護者の方とのご相談や、ご家庭での関わりをサポートします。
学校や地域の支援機関との連携

学校での環境調整や、フリースクールなdの地域機関との腸セを行います。
引きこもり外来

引きこもりとは
引きこもりとは、社会とのつながりが少なく、自宅を中心とした生活が長期間続いている状態を表す言葉です。
その背景には、神経発達症、不安症やうつ病などのこころの病気、対人関係への不安、長年のストレス、家庭や生活環境など、さまざまな要因があります。
同じ「引きこもリ」という状態でも、その背景は一人ひとり異なります。
そのため、「引きこもり」という言葉だけでは、適切な支援を決めることはできません。
このようなお悩みはありませんか?
- 自室からほとんど出てこない
- 家族以外と話す機会がない
- 昼夜逆転している
- ゲームやインターネット中心の生活になっている
- 人と会うことが苦手
- 本人は受診を拒否している
- 将来への不安が強い
- ご家族だけで悩みを抱えている
当院での対応
私たちは、「家から出ること」だけを目標にはしていません。診察や必要に応じた心理検査を通して、背景を総合的に評価し、一人ひとりにあった支援を考えます。
神経発達症による生きづらさ

不安や抑うつなどの
こころの不調

対人関係の不安

家庭や生活環境
の影響

必要に応じて、ご本人への診療・ご家族への支援・地域の相談機関や
就労支援機関との連携も行います。
CheckPoint
まずはご家族だけでご相談ください

引きこもりの方の多くは、受診そのものに強い不安や抵抗を感じています。そのため`「本人が来られないから相該できない」と思われるご家族も多くいらっしゃいます。当院では、ご本人が受診できない場合でも、まずはご家族だけでのご相談をお受けしています。
ご家族の関わり方が変わることで、ご本人が安心し、相談や受診に繋がることも少なくありません。
なぜその状態になったのか、ご家族はどうかかわるとよいのか、今後の支援についてなど、一緒に整理しお話していければと考えています。

毎週月曜日の午後に
専門外来を開設しています
当外来では、お子様から大人の方まで、不登校やひきこもり、発達に関するお悩みに幅広く対応しています。「少し様子が気になるな」と感じた初期の段階で早めにご相談いただくことが、状況改善への第一歩です。ご本人が受診をためらわれている場合でも、まずはご家族のみでのご相談が可能です。ご家庭だけで抱え込まず、どうぞお気軽にお問い合わせください。毎週月曜午後に専門スタッフが丁寧にお話を伺います。